試乗記:来年のVOLVO 850の車検対応で次期購入車検討の為に、いろいろ乗ってみました。基本的には荷物が積める車が良いので、ステーションワゴン〜SUVという所を集中的に攻めてみました。
ワゴンというカテゴリーは国産では撤退する所が多く、日産・ホンダはラインを縮小していると聞きました。日産のステージアとかしばらく頑張ってCM打っていましたが、それもずいぶん前の事で、今は生産が終了しているので流通在庫しかないでしょう。ホンダのアコードワゴンは無くなり残ったのは1BOXみたいなステップワゴンぐらい。トヨタは結構出していますが、トヨタは嫌い。
今は皆SUVに移行しているようです。SUVは車高が高くて立体駐車場に入らないとか、不便な所があるので基本的に視野に入っていません。ボルボ850で知ったステーションワゴンの使いやすさ。やはり車は使って何ぼのものですからね。

で、数台乗ってみましたが、結論としてはVOLVO 850を超える魅力を持った車には出会いませんでした。それは、価格・車の雰囲気とか総合的に見てです。
もちろん、新型VOLVO V70も乗ってみましたが、まず、値段が折り合わない。
500万円からスタートという設定ではどうしようもありません。
もちろん、内容は素晴らしいのですが、運転が楽しいとかそう言うのとは別の次元の車でした。

僕の車履歴はMAZUDA 初代RoadStarに始まり、VW Jetta、VOLVO 850と来ています。最初のロードスターは当然マニュアルで、それはそれは楽しかった。これで結構ワインディングを走りました。カチッカチッと決まるギアとトルクがぴったりあった時の加速感は鳥肌ものでした。このロードスターはその後実家に保管されて昨年末まで都合16年所有していました。マニュアルの快感はこのロードスターが教えてくれたのでオートマはつまらない。
VOLVO 850はただ移動するだけなら何の問題もありません。
もっとも、850を購入した時は、息子が赤ちゃんだったので安全性第一で選んだ訳で、その時点で運転の楽しさなんてものには目をつぶりました。
息子も10歳になった今は、少しは運転の楽しさに目を向けても良いかも?と思う。

と言う事で乗り味では、Alfa Romeo 159 SWがずば抜けて素晴らしかった。セレスピードという独特のミッションは相当に楽しい仕組みです。自動クラッチマニュアルとでも言えばよいのでしょうか?オートマ(トルコン)とはまったく違う乗り味で素直に運転が楽しい!という車でした。

その次はMAZDA CX-7ですね。
2.5Lターボは非常に軽快に回るエンジンで、こちらも相当きびきびとした走りが楽しめる車でした。価格も400万円を切って、おそらくは車両価格で360万円ぐらいになるでしょう。まぁねらい目なんですけど、今一つ踏み切れない所がなんとなくあります。仕事の事情でこれには乗れないな(笑)

さて、我が家の来年の車検は?VOLVO 850は耐えて走ってくれるでしょうか?