8/11 天気/雨所により土砂降り 気温/ヤマナミは涼しい 8/12 天気/晴 気温/熊本は暑かった

夏の行楽として、妹の子供たちと我が家の十月:従兄弟集まりで熊本ヒゴタイに行ってきました。

アウトドアはほとんど経験が無いというし、5年生の女の子もいるので、バンガローを予約した。
ヒゴタイ公園キャンプ場は、もう長く利用させていただいている場所で、
勝手知ったるなんとやらなので、少々の悪天候でもなんとかなるという確信がありました。
案の定、台風8号の余波で、風は強いは、土砂降りだわ、、、
でも、バンガローのデッキでなんとかBBQが出来ました。

甥っ子はアウトドアの経験が少ないそうなので、
まずは、火おこしから。
といっても、本格的に、小枝と枯れた杉の葉を拾ってきて「種火」づくりからとはいかない。
雨がザンザン降っているので、しょうがなく着火剤のお世話になりました。
キャンプ場で炭と一緒にくれたのは、よく一人用の鍋とかに使われている固形キャンドルみたいな奴。

クズ炭を寄せ集めて、小山を築き、少々太い炭で櫓を組む。
最初は隙間を開けずに、温度が上昇しやすい環境とする。
ここで、火を付ける。
すぐに扇ぎたがる子供らを制止して、火がクズ炭に移るまでしばし辛抱。
炭に火が移ったところで、少しづつ扇いで空気を送り込みます。
種火づくりは焦ってはダメです。と教えながらそろそろと扇ぐ。
炎が立ってきたら太い炭の組み方を変えて、空気が流れるようにしてあげる。
また、扇ぐ。まんべんなく炎が回って、炭に火が起きていくい様を観察させて、
火おこしを任せる。十分に火が起きたので、太い炭を数本投入。
さらにガンガン風を送って火を回す。
焼肉で網焼きするには「燠火」をつくらなければならない、
まだまだガンガン扇げ。と指示をだす。
15分ほどで十分な火力を得られたので、一旦終了。

この歳になるとそれほど焼肉は入らない。
主役は子供たちになった。

BBQも食べつくしてお腹も太ったので、麓の温泉館に行く。
この温泉も10年以上通っているが、数年ぶりに訪れたらすっかり寂れていた。
以前は売店が沢山あってで賑わっていたのに。
もう、温泉のみを残してすっかりがら〜〜んとした施設になっていた。
温泉の方も痛みが目立って、衰退ぶりが伺えた。
話を聞くと、周りに新しい温泉宿が出来て、一時期のような賑わいを見せることはなくなったそうだ。
だれでも、新しい所が良いからね、、、というおばあさんの表情が悲しそうだった。

翌日は晴れ時々曇り。
阿蘇の方はまだ雲に覆われているが、あえて阿蘇火口まで行ってみることに。
案の定、草千里は五里霧中という状況。
火口まで行ったが、雲というか霧に包まれて何も見えない。
暫く待つと、風に雲が追われて、一瞬火口が綺麗に見渡せた。
鮮やかなグリーンに染まった火口湖が綺麗だった。

霧の阿蘇山頂を後にして、熊本ICへ降りて福岡に帰ってきた。