9/14 天気/晴れ 気温/まだまだ暑い
world-war-z-1
お休みです。
この夏はいろいろと話題の映画が上映されました。
ジブリの風立ちぬがいろいろと話題です。
友人のkaa さんも絶賛。まずは、これを見に行こうと息子を誘ったのですが、
泣きの入る映画を親と一緒にいくのは嫌。
行くなら、スリリングな方が良い。という事で、残念ながら表題の映画になった。

プロローグで登場人物の成りを描くという面倒な作業は無し。
Zウィルスがパンデミックして、洪水のようなゾンビが一気に襲ってくる所からスタート。
ブラピと家族が逃げ回りますが、それは一般人と変わりがない。
唯一の違いは携帯に国連事務次官から、現場に戻って欲しい。
迎えに行くから。という電話が入る所。
こうやって、進行にあわせていろいろと説明される手法。

WORLD WAR Zの Z ってゾンビの Z でした。

突っ込みどころは沢山あります。
前半は雪崩を打つようなゾンビの集団が画面を埋め尽くすのですが、
さて、Zウィルス対策のワクチンを探して、イギリスに移動してからは、
低予算映画の画面になり、さらに脚本もライターが変わったのか?と言うほど
御都合主義になって、尻切れとんぼで終わります。

制作途中で何かあったのかしら?と心配になるほど。
感動も何もあったもんじゃありませんでした。

評価:★★★☆☆(3つ)
少々追記
走りまわるゾンビというのは、I am Legend.でも表現されていたので、新しい表現ではないですね。
雪崩の様な表現は新しかった。
オールCGと解っていても、迫力満点。だから星3つ。
<あれれ??な所>
1.Zウィルスの発生源と対策を求めて
空母に一旦避難したブラピは、発生源は韓国らしいという情報から、ウィルス学者達と共に韓国に飛んで調査に当たる事になるのですが、連絡も途絶えている在韓米軍基地に向かうのに、学者1、ブラピ、特殊部隊2名、パイロット。という構成。空母にあふれるほど軍人がいるのに、なぜかこの少数。論理的におかしい。
2.滑って転んで新展開
このウィルス学者はZワクチン開発の希望の星と呼ばれてこの原因究明探索に出向くが、雨の降りしきる韓国に着いた時、飛行機の濡れたタラップで滑って転んで、自分の拳銃で自分を撃って死亡。
登場時間わずか5分という、なかなか斬新な展開。(素人は拳銃を持たないに限る)
で、いきなり病理学は素人のブラピが仮説を立てて、それで行こう!って、、、
3.音に注意
Zは音に敏感に反応するからな!と言いながら、キ〜コキ〜コと音を発する自転車で移動したり。Zが近くにいる所で携帯が鳴ったり。作戦行動中は携帯は必ずマナーモードにしましょう。という啓蒙映画だったり。
4.飛行機落ちても死なない
もはや、すでにゾンビ化しているのではないか?と思うほど、不死身のブラピ。
主人公ではない、我々は飛行機に乗る時には、翼の付け根か、後方に乗りましょう。
わずかながら生き残る可能性が出るかも。JAL123便の例もあるし。
5.第6感はさらに超人的
雪崩を打って襲ってくるZ達に全く無視されて襲われない人達がいた。
きっと死に至る病気を患っていたからだ。自然界でも病気の動物は襲われない。それだ!
って事で、病原菌を自分に打って感染する事で襲われないようにするアイデアなんだが、
いきなり、何十もある病原菌中から、一つを選んで、えいっ!って注射すんのね。
結果は、大正解!大当たり〜っていい加減にしろよ。