01/04 天気/晴れ 気温/過ごしやすい
キャブを取り出してOHを行うには、車輪を外さなければならない。
が、30数年この方一度も外したことは無いのだろう、ホイールのセンターロックナットが固着して全く緩まない。手持ちのレンチを総動員させたが緩まず。
CRC55-6を十分に吹きかけて1日置いたが、緩む気配がない。
ナットは19mmなので、ボックスレンチの最大が使える。
脚で踏んで思いっきり体重を掛けたら、バキン!と音がして緩んだ、と思ったら、レンチがイカれた音だった。
車載工具用の板レンチで丁度19mmがあったので、ステンパイプを買ってきて持ち手を延長させてようやく外せた。
ブレーキシューはまだ残っていたがその内交換。
今日はキャブを優先。
キャブとホイールを隔てているエンジンプレートを外し、エアクリーナーを引っこ抜くとようやくキャブが見えた。

パイプ類を外してなんとか取り出せました。

さてこれからガスを抜いてバラしてOHです。

え〜フロート室をバラすと、案の定ガソリンが腐って緑色のヘドロになってました。
すっごい刺激臭。お陰で写真を撮り損ねた。
フロート室でガソリンが腐るとだいたい緑色に変色して凄い臭いを発するので間違いない。
ガスが変質するにはだいたい3年以上なので、このキャブは3年以上ガスが供給されていなかった事になる。
と言う事は、タンクもやばい・・・タンクもバラすのか、、、気が重いな。
(→1/7:タンクの中をチェックしてみるとガソリンは生きてた。タンク中の錆は若干見られるが使用不能という酷い状況ではなかった。すぐに対処しなくてはならない状況ではないのでホッとした。)
で、キャブクリーナーでジャバジャバ洗ってこんな感じです。

噂に聞いてはいましたが、ストリームの標準キャブはメインジェット・スロージェット共に交換出来ない仕様です。なんじゃこりゃ?
道理で皆さんキャブをジャイロ用に交換するんだな。
その内交換しよう。まずはノーマル状態に戻さないと吸気系改造に入れない。
腐ったキャブを洗って、磨いて、組付けは今週末だな。
本来ならガスケット・パッキン類を新品に交換すべきですが、このキャブは長くは使わないのでこのまま使いまわし。まぁ大丈夫だろう。