11/07 天気/晴れ 気温/暖かい
SEIKO 7T32-6N10(1990年の初頭に発売されたらしい)
タグ付きの新品未使用品だが箱無し。
国内販売されていない、いわゆる逆輸入品シリーズ。
Youtubeで時計整備の動画をいろいろと見ている時に、たまたま見つけた時計。
ヤフオクで型式をアラート設定して待機すること約1年弱。
黒と青文字盤はちょくちょく出品されるが、この白文字盤はめったに出てこない。
これまで2出品あったが、いずれも競り負けた。
今回は未使用品という事で少々値が張ったが、ようやく手に入れることが出来た。

デザインが気に入って情報を調べたところ、輸出用モデルとの事。

7T32Aのムーブメントは1990年3月に発売になっていますが、90年代に海外で流行ったデカ厚系の武骨なこのデザインのリリースデイトがわからない。
海外向け時計のため国内に情報がほんとんど無くて、ブログで少し紹介されている程度。

7T32Aのムーブメントはクロノグラフにデュアルタイムとアラーム機能を搭載している。
2モーターながらムーブメントは小型でSEIKOの技術力がうかがえるが、精度はそれほど高くないようだ。指針の制御が少々甘いと感じる。
このムーブメントを使ったデザインは各種あり、国内だけでも相当のバリエーションが存在する。
その中で6N10は海外向けデザインで、唯一のパイロットクロノグラフデザインとなっており、ベゼルに計算尺が刻まれている。文字盤は黒・白・青と3色ある。

ステンレス筐体でデカ厚なので非常に重い。
日頃、チタン製のCITIZENを使っているため、より重く感じる。
この歳でデカ厚で無骨な時計もどうかと思うが、まぁデザインが好きだからしょうがない。
<機能>
・アラーム
アラーム音はピーピーという普通の音色で、音量はかなり控えめ。
設定時刻は、6時位置にある時計で設定する。
設定時刻は、午前午後の区別の無い12H仕様。
アラームがOFFの時はデュアル時計として機能する。
現在はGMT(グリニッジ標準時)時刻の設定としている。
アラームをONにすると、設定時刻を表示したままになる。
・ストップウォッチ
センター秒針が1/5秒刻みで駆動し、12時位置の30分計で経過分数をカウントする。
START/STOP&LAP計測が可能。
・秒針
9時位置にある針が秒針になる。
少し老眼が来ているこの目には小さい。
・計算尺(ベゼル)
使い方は、、、忘れた。

重さは142gもある。

ごちゃごちゃした文字盤と、ステンレスのベゼルが良い感じ。