3月23日 22時頃 母の上の兄が亡くなったと今日連絡が入った。
享年88歳。
肝硬変を患い、最近手術を行ったが余命は幾らも無いと言われていた。
最後は穏やかだったとの事。

西日本新聞社に勤務し、趣味で写真を沢山撮る方だった。
その為僕らは「写真おいちゃん」と呼んでいた。
また、JAZZが趣味で押し入れはジャズレコードではち切れんばかりに埋まっていた。
毎日1枚は買って帰り、その夜に聞いてから寝るのが日課。
凝ったオーディオセットを揃えていて、オープンリールのテープデッキまであった。
レコードはすり減るので、保管のために全てテープに録音して聞くという徹底ぶり。
「大作、このレコードは聞いておけ。」と何枚もJAZZレコードをくれた。
その為、高校時代からJAZZを聞くことが出来た。
特にブルーノート系は基本なので、有名所はほとんど譲っていただいた。
オープンリールのデッキも買い替えたから古いやつをやる。
合わせて録音済みのオープンリールも付けとくから聞いとけ、、、と。
だから、MJQやキャノンボール・アダレイ、ディブ・ブルーベックとかよく聞いていた。

本職のカメラには当然うるさかった。
実際に撮影方法などを習う機会はなかったが、カメラの扱い方は教わった。
光学機器というものはだな、優しく慎重に丁寧に扱え。
そして常に持ち出せるように手入れを怠るな。という具合だった。

遺言で墓は要らぬ、遺骨は海に散骨して欲しいとの事だが、
親族の墓もある故、一部を散骨することになりそう。
今夜が通夜、明日が葬儀。
福岡なので横浜から駆けつけるのは難しいので、弔電を送らせていただいた。
ご冥福をお祈りいたします。