2018年03月28日

0328:iPod nano 第6世代は、極小サイズのラジオだった

03/28 天気/晴れ 気温/暖かい すっかり春になった

始まりは、引き出しの奥から iPad nano 第2世代 Product RED 4GB が出てきた事から。
これね、、


充電もせずに放置していたので、バッテリーがダメになっているかと思ったが、充電したら問題無く起動した。
iTunesに繋いで楽曲を入れると普通に使える様になった。
小さなサイズと音楽再生専用機ならではの手軽さが、iPhoneやiPadとは違う魅力がある。
特にこのサイズと質感は持ち物として好きだ。
音質は以前にSONY Walkman と聴き比べた事があるが、物足りないがまぁそこそこだと思う。
しかし4GBの容量では収納できる曲数が理論上では、およそ800曲程度。
録音時のレートを128kbps以上にするといきなり容量を食うので800曲も入らない。
実際にこの第2世代には448曲で一杯になっている。
倍の8GBは最低でも欲しい所だ。

ヤフオクを覗いて見ると、同じ第2世代のRED 8GBが出ていた。
買い換えるか?と見ていたら、あっという間に3,000円を超え4,000円弱で落札された。
おや、REDは今でも人気あるの?

ん?ところでiPodって今でも売ってんのかな?と知らべたら、Apple Store では iPod nano と Shuffleは2017年7月で販売が終了していて、iPod Touchのみになっていた。
最終仕様の第7世代は整備済製品でリセールされているのみ。
しかし、まだネットでは流通在庫の新品が13,000円弱で入手出来るようだ。

どうしようかな?とヤフオクを見ていたら、第6世代が目に止まった。
約4cm弱のスクエアな形状で、iPod nano シリーズで最小最軽量。
おお、これは妥協のないミニマムサイズ デザインが素晴らしい!
8GBが1,000円程度で沢山出てます。
第6世代の8GB、どうせなら Product RED が良いな、と言う事で落札した。
こいつ、、


しかし今回入手したこの第6世代は、スリープボタンが効かないと言う故障品。
まぁそのおかげで安かったのだが。
スイッチが陥没してる、、

このスリープボタンの故障発生率は実に、8割以上という頻発症状で、ユーザーによって原因解明と対処方法が確立されており、ネットに沢山の情報があがっている。
リペアパーツも多く出ているので、新品のスイッチパーツとバッテリーを購入。
これ、、


暇を見てDIYで修理を行う事にする。

届いたiPod nano 第6世代を一通り機能チェックした所、スリープボタンの故障以外は正常。
本体、液晶に傷も無く、状態が非常に良い美品だった。
音楽再生機能は第2世代とほぼ一緒だが、一つ前の第5世代からFMラジオチューナーが搭載されている。このラジオが優れ物だった!
まず、受信感度が良い、音も良い、周波数は日本以外のエリア周波数帯も設定可能なので海外でも使える。
ここでは当然エリアを日本に設定し受信バンドを76.0Mhz〜90.0Mhzに設定。
周波数は0.1Mhz単位で調整出来て、ローカル局として何局でもプリセットが可能。
76.5Mhz:Inter FM、77.1Mhz:放送大学、78.0Mhz:bayFM(千葉 船橋局)、80.0Mhz:TOKYO FM (FM東京)、81.3Mhz:J-WAVE、82.5Mhz:NHK FM、84.7Khz:FM yokohamaと7局をセット。
局切替は画面の ≪〇≫ を指でフリックするだけで瞬時に変更可能。
さらに、ライブポーズという15分間の録音・再生機能がある。
使い方は、ラジオを途中でポーズ(一旦停止)すると、そこから15分間録音を開始。
再生すると、停止した所から聞く事が出来ると言う優れ物。

このサイズでラジオと言えば、昔はゲルマニウムラジオだったのに。
4cm角で薄さ5mm程度のラジオと考えると超高性能だ。
ラジオはこれで十分すぎる!
ヘッドフォン(イヤーフォン)コードがアンテナの代わりなので、コードを繋がないと全く受信しない。
FM波の特性なのでこれはしょうがない。
こうなると、せっせと集めているアナログラジオ達が急に色あせてきちゃったよ。
今はネット環境でラジオを聴く時代で、ラジコというアプリが有名だ。
しかし、直接電波を受信して鳴るラジオには違った魅力がある。
災害でネットがダウンしても受信出来ると言う安心感もある。

<トピック>
FMチューナーのみの iPod nano でAMラジオを聞く方法。
なんと、FMでAMが聞けるんです。←何を言っているのだ!?
電波行政で、「AMラジオ放送の難聴対策、災害対策として、FM波の利用促進を行う」という施策。
地上デジタルテレビ放送への移行により空いたV-Low帯域(アナログテレビの1 - 3chがあった90.1MHz 〜 94.9MHz帯域)を、AMラジオ事業者等による難聴対策・災害対策としてFM波利用を可能とする→これを「FM補完中継局」と呼ぶ。
つまり、AMで流している内容を、難聴地区や災害時対応としてFM波でも放送するって事。
iPod nanoでの受信設定:受信エリアをアジアとかヨーロッパに設定するだけ
現時点で対応しているAM局は以下の通り、
90.5 MHz:TBSラジオ
91.6 MHz:文化放送
93.0 MHz:ニッポン放送
これで万が一の災害時でもAMラジオとして活用できる、心強い。
NHK第一・第二が入らないがそっちはNHK FMで補えば良いか。

さて、修理については明日以降の取り組みとなる。
<修理してみた>
早速修理してみたので、備忘録として記録。
1.液晶パネルをはがす為にドライヤーで十分に温める事
2.ギターピック状のヘラでパネルを押す。押す方向はイヤホンジャックのある側から押す事。少しズレたら隙間にヘラを差し込んで慎重に持ちあげる。
3.隙間が広がったら2個目のヘラを差し込んでパネル外周を慎重に剥がす。
4.パネルに余計な力が掛からないようにはがす事。
5.パネル下の金属版を止めている2カ所のネジを外す。サイズが異なるので、区別できるようにしておく。
6.金属版が外れたら、パネルコードと基盤の接続を2カ所外してパネルを取り外した方が作業がやりやすい。
7.バッテリーは両面テープで止まっているのでこれも慎重に持ちあげて外す。木製のヘラを使うと傷を付けずに具合が良い。バッテリーは基盤側に裏返すようにして、テープで仮止めしておく。
8.スイッチ固定ネジ4個のうち、右側2個だけを外す。
9.黒い絶縁テープを慎重にはがし、スリープボタン基部を引っ張り出す。この時小さなゴム部品を取り外さないように注意する事。外すと後ほどはめ直す時に苦労する。
10.スイッチ部分の上に黒ゴマ状の部品が無ければ探す。本当に小さいので注意。
見当たらない場合は作成する。テレフォンカードを切って良いとあるが、さらに薄い物が適している。
この補修パーツが厚いと、スイッチにカチカチというクリック感が失われる。
11.補修パーツは接着する事が望ましい。
12.スイッチ基部を元に戻してネジを締め直したら、スイッチの動作を確認する事。
13.後は逆工程で組み直せば良い。