05/16 天気/晴れ 気温/暖かい 日中は暑いぐらいに
MacBook Pro 13inch Late2011を使っているのだが、やはりHDDでは起動等が少々遅い。
HDDをSSDに換装するとか、メモリを8GB→16GBに増設するとか考えていた。
しかし、改造するより、綺麗と言われるRetinaディスプレイのMacBook Proを入手した方がこの先の事を考えると良いとの結論に至った。
RetinaディスプレイはiPad Pro 10.5inchを購入した時に感激したので、13inchクラスだと更に大きな感動があるかもしれない。
ノートは軽いに越した事はないので、MacBook AirとMacBook12inchを候補に挙げたが、Airは2017年仕様にならないとディスプレイがRetinaにならなず、2017年製の中古は数も少なく非常に高い。
MacBook12inchは2015年発売だが、中古の価格は高止まりしている。
12inchは軽さを追求したモバイル使用がコンセプトなので、消費電力を抑えた1.2GHzデュアルコアIntel Core Mプロセッサが搭載されている為、処理能力が劣る。また、12inchというディスプレイが微妙なサイズだ。今の13inchより小さくなってしまう。
と言う事から、MacBook ProのRetinaディスプレイ仕様となった。
探す仕様は、最新OS Mojaveが使える、2012年以降のRetina仕様のMacbook Pro。
ディスプレイサイズは13inchより、Intel Core i7が乗っている15inch仕様を探す事に決定。
キーボードは当然ながらUS仕様。
いつも思うのだが、日本のパソコンの標準キーボードはJIS規格のカナ表記版で、カナ入力を行う人の為の仕様になっている。調査によるとカナ入力を用いているのはパソコンユーザー全体の10%に満たないという結果がある。比率からいえば、USキーボードが標準でカナ表記キーボードがオプション扱いとすべきだと思う。
USキーボードの方がキーの数も少なくシンプルでデザイン的に美しいのだが、なぜそうならないのか?不思議でならない。
結論が出てからしばらくヤフオクをウォッチしていたが、上記の理由によりなかなかUSキーボード仕様が出てこない。たまにあったとしても高額で手が出ない。
中古パソコン価格については、僕の中では元値の30%以下でなければ買う価値を見出せない。
40%以上の価格を支払うなら素直に新品を購入すると言う判断になっている。
十月用のMacBook Air、今使っているMacBook Pro 13inch Late2011を購入した時も同じ判断だ。
今から7年前のMacBookが元値の40〜50%で取引されていて、MacのパソコンはWindows機のように二束三文の様に値が下がらないのが難点。MacはWindows機に比べると数が少ないので、どうしても高くなってしまう。それと7年前のMacに最新OSが対応している事は素晴らしい。

さてようやく、ふさわしいMacbook Pro が出てきた。
MacBook Pro 15inch Mid 2012 -Retinaディスプレイモデル
 2.3GHzクアッドコアIntel Core i7プロセッサ(Turbo Boost使用時最大3.3GHz)
 Retinaディスプレイ:IPSテクノロジー搭載15.4インチ(対角)LEDバックライトディスプレイ、
 2,880 x 1,800ピクセル、解像度220 ppi
 メモリ:8GB
 ストレージ:256GB SSD
 キーボード:USキーボード
まぁ仕様は素のままで、なんら改造点はない。
MacBook Pro 15inch Mid2012年モデルには、2012年3月発売の非Retina仕様と、6月発売のRetina仕様に2種類があり見分けが面倒だ。
出品者に確認を取って、6月以降のRetinaモデルであると言う事を確認したので、これを落札する事とした。発売時の価格が185,000円なので、自己ルール:中古は30%以下で購入。に従うなら、入札上限は56,000となる。
出品されているMacBookの説明には、昨年2018年にRetinaのリコール修理に出して、モニターとキーボード、トラックパッド、バッテリーが新品に切り替わっているとあり、写真を見ても非常に状態が良い。
入札状況を見ていたが40,000となってから価格上昇が一旦落ち着いたが、状態が良い品なので落札気配としては60,000位になりそうだ。

初期のRetinaディスプレイは反射防止コーティングがすぐに剥げるという症状が出ており、2012年〜2014年モデルの中古は皆コーティング剥げ症状を持っていて汚いディスプレイがほとんど。
この年代のMacBook Proのディスプレイのコーティング剥げをAppleは認めリコール修理サービスを行っている。
2012年の中古でRetinaのコーティング剥げが交換修理対応してあることは珍しく、出品されている物は初めて見た。
案の定、終了間際に価格が動き、55,000円を超えたので、ここで62,000円で入札。
すぐに61,000と応札されたが、入札はここで止まりこの61,000円で落札。
元値に対して33%と少し出てしまったが、ここまでコンディションの良い物にはそうそう出会えないだろうから良しとした。
箱付きで届いたので、今のMacBook Pro 13inch Late2011と比較してみた。

大きさは一回り大きく、厚みは半分程度になっている。
2012年からSuper Driveが排除されCD/DVDは外付けとなった為に薄く軽くなった。
カタログ値では重量が13inch=2.04kg、15inch=2.03kgほぼ一緒なのだが、なぜか持った感じでは、15inchの方がずいぶん軽く感じる。大きくて薄いせいで錯覚するのだろう。
問題のRetinaディスプレイは、傷一つ無い新品状態だ。

ディスプレイ以外も本体にはどこにも傷がない。とても7年前の中古MacBookとは思えない。きっと大事に使われてきたのだろう。
今日からは僕が引き継ぎ、日常的に普通に使う。
2012年製のこのMacBookは、この先転売するタイミングはもうないだろうから、最後まで使い倒す事とする。
元の11inch MacBook Proはヤフオク行きとするか?十月が使うと言うのであれば回す事になるな。

<所感>
Retinaディスプレイ:美しい!精彩描写とはこの事だ。ボケた感じが一切ないぞ。
13inchでは少々狭かったが、15inchはちょうど良い。映画を見る時など快適だ。
起動時間:電源ONからシステムが立ち上がり、パーソナルパスワードを入力してホーム画面が表示されるまでわずか25秒。Intel core i7とSSDの組み合わせで爆速だ。
動画編集なんて滅多にしないし、ブラウズ、入力等であればサクサクと動く。
これで十分だ。