02/23 天気/晴れ 気温/日がさすと暖かい
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ワンカット風撮影で見る者をその場に引き込む臨場感。と言う謳い文句に期待して見に行ってきました。当然視聴効果の高いIMAXで見てきました。
さて感想は、、、、、う〜〜揺れるカメラに酔った、、、、気持ち悪い。
見始めてすぐに後悔した。
そうだった、主人公を追う手持ちカメラ的な映像は酔うんだった。
ブレア・ウィッチ・プロジェクトやクローバーフィールドで経験済みだったのに!
しかもIMAXという事で画面が大きく、視界一杯に映し出されている。
30分もしないうちに耐え難くなって来た。席はほぼ中央なので、途中退席は非常に気が引ける。
主人公が走り回っているシーンは目を閉じてやり過ごし、カメラが止まったであろうシーンで目を開いて確認する。
もはやストーリーや映像はどうでも良くなっていて、早く終わってくれる事を願うばかりの状況だ。
目を閉じるとIMAXの強調された効果音が耳に突き刺さる。銃の発砲音など痛いほどだ。
まぁそれでも一応筋は追ったし、映像も確認したので、感想を記録しておく。
<ネタバレ>
粗筋はネットに沢山上がっているので省略。
・伝令の指令を受けたブレイクが同伴者として選んだのはスコフィールド。
 普通なら主人公らしいブレイクをメインとした話になるはずだが、さにあらず。
 話の中央付近で、意外な死に方をします。そこからは、脇役と思われたスコフィールドの一人旅に。
 無名に近い若い役者の起用だからできるストーリー。
 ポスターはほぼ最終に近いシーンで、スコフィールドが中央に立っている。
 映画を見終えて改めて見るとネタバレ表現だと気づく。
・ワンカット風撮影なのでカットの切り替えが少ない為、見ている方も息をつく暇がない。
 塹壕の中を人をかき分けて進むシーンではカメラが前後しながら主人公を追って行く。
 大きく重いIMAX用のカメラをどの様にして撮影したのだろうか?とちょっと感心する。(Youtubeにメイキング映像が沢山あがってました)
・戦争の悲惨さとかは死体がそこらに転がっている映像で伝わるが、意外と印象は薄い。

実話に基づく映画化という事なんだが、結局、見終わった後にこれと言った感想が残らない映画だった。映像に酔ったせいが大きいのだが。
戦争の悲惨さを描いた作品は数多ある中、メッセージ性が乏しいと伝えようとしている事がわからず消化不良になってしまう。単純に新しい映像体験がテーマだった様に思た。